道路植栽による交通騒音の低減方策
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4.3 騒音減衰実験
表−2のように距離での減衰を距離損失とし、植栽帯内部の減衰を挿入損失とした。 樹種ごとの上段値は直近で測定した障害(植栽帯)のない場合の値である。挿入損失値については、各樹種の植栽幅が異なるので1m当たりに換算して値を示した。 考察での採用値としては、騒音の回折を考慮し、測定距離0.5mの植栽帯により近い値とする。
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4.4 樹種ごと物理的特性の計測
計測値は、限られた枠内の実測値であり、これを単位体積あたりに換算し表示した。 葉面積は採取した各樹種の葉10枚を無作為に抽出し、転写後、プラニメーターで計測し、平均値に全枚数を掛けた。 また、植生密度については、同じ要領でマイクロメーターで葉厚を計測し、葉面積を掛け単位体積あたり換算して示した。
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写真−4 |
写真−5 |
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