活力創出基盤整備
1.観光振興による地域活力の活性化を図る事業
◆計画期間
平成21年度〜平成25年度(5年間)
◆計画の目標
長崎県域全体に広がる観光資源を最大限に活かして県内外との交流人口拡大を図るため、長崎県下の交通ネットワークの利便性・快適性の向上および交通基盤の連携強化を推進し、観光振興による地域活性化の支援を行う。
◆計画の成果目標
・観光地間を結ぶ経路となる道路の整備効果として発生する観光客余暇時間の有効活用による観光活性化
2.にぎわいと安らぎを感じる都市の創造
◆計画期間
平成21年度〜平成25年度(5年間)
◆計画の目標
長崎及び佐世保都市圏は、長崎県下における二大中枢都市であるが、乏しい平地に人口が集中しているため様々な都市問題が生じている。交通施設が輻輳する状況の中、道路と鉄道との平面交差による交通渋滞や使い勝手の悪い駅周辺のまちなみ、そして住環境や都市基盤における諸問題が喫緊の課題として存在する。このため、都市機能を充実させ、まちににぎわいを与え、都市住民がやすらぎを覚える、鉄道関連施設や区画整理そして歩行空間の整備などの事業展開を図る。
◆計画の成果目標
・安全で快適な歩道空間の整備率
・道路交通における死傷事故の減少
3.安全で快適な地域社会の創造
◆計画期間
平成21年度〜平成25年度(5年間)
◆計画の目標
長崎は全国でも有数の自然災害発生の危険性が高い地域であり、防災・減災対策が望まれている。また、高齢化率が30%と高く、高齢者にとって住み易くする工夫や日々の暮らしの中で不安を感じている社会基盤の改善など、多面的に取り組む必要がある。このため、自然災害、犯罪から人々の生活を守り、少子高齢化社会に対応したバリアフリ−化、交通安全対策など、安全・安心な暮らしを実現するための事業展開を図る。
◆計画の成果目標
・長崎県における交通死傷事故率を10%削減
・緊急輸送道路における橋梁の耐震対策を完了する
4.環境負荷の少ない社会の創造
◆計画期間
平成21年度〜平成25年度(5年間)
◆計画の目標
豊かな自然に恵まれている長崎県にとって、環境は重要な視点である。低炭素社会の形成や自然環境の保全、沿道環境の改善など目指すべき施策の展開は多面的であり、県土全域に広がる。このため、低炭素社会の実現モデル地域として、省エネ・エコなどに関する先導的な取組みや渋滞・沿道環境を改善する事業などの事業展開を図る。
◆計画の成果目標
・長崎県内の運輸部門における二酸化炭素排出量を6%削減
・沿道におけるにおける夜間騒音の静寂化を図る。
5.交流・にぎわい・安心安全の郷土(ふるさと)づくり
◆計画期間
平成22年度〜平成26年度(5年間)
◆計画の目標
長崎県は半島・離島から成り立ち、海を介して広範囲に生活・観光・産業の拠点がひろがっている。このような特性をもつ長崎県下において交通ネットワークの拡充は重要であることから、その利便性・快適性・安定性の向上を図り、県内はもとより県外との交流機能を強化することで、多様な産業活動の活性化を支援する。また、快適で安心安全な生活基盤の確保を図り、人々の生活にゆとりを生みつつ、郷土づくりへの様々な地域活動に繋がる活力創出を支援する。
◆計画の成果目標
・観光船年平均入港隻数45隻/年(H22〜H26)を確保する。
・人流、物流機能を向上させる施設整備数116施設(H26)を達成する。
・長寿命化計画の策定率100%達成(H26)
◆事前評価
チェックシート(PDFファイル)