火砕流、土石流により多大な被害が発生

平成2年11月17日に198年ぶりに噴火した雲仙・普賢岳では、平成5年5月より 度重なる火砕流や土石流が発生し、多大な被害をもたらしました。 現在、火山活動は沈静化していますが、今後もさらに土石流の発生が 予想されるため、地域住民の生命・財産を守るための対策が必要です。


だから…
安全なふるさとづくりのために進められているのが、
雲仙普賢岳火山砂防事業



どんな事業なんだろう

●水無川には平成10年2月に完成した
 1号砂防ダムをはじめ、上流域に
 40基の砂防ダム、下流域に
 2.5kmの導流堤を整備します。

●中尾川には砂防ダム11基と
 下流域に2.5km(うち、河口より
 0.5kmは中小河川改修事業)の
 導流工を整備します。

●湯江川には砂防ダム1基を
 整備します。

今、ここまで進んでいる!
●水無川流域については、平成10年2月に1号砂防ダムか竣工、
 導流堤も総延長5.2kmのうち約3kmが既成しています。
  現在、2号砂防ダム及び残りの導流堤部分について、
  着々と進捗が図られています。

●中尾川流域については、平成9年11月に千本木1号砂防ダムが
 着手されました。現在、砂防ダム及び導流工について
 順調に工事が進められています。

●湯江川については、湯江川砂防ダム建設のため、現在用地買収
 を行っています。



これからこうなる!
●水無川については、2号砂防ダム及び導流堤工事を引き続き
 実施します。

●中尾川については、千本木1号砂防ダムの早期完成と、
  上流ダム群及び導流工の用地買収と工事の促進に努めます。
 
●湯江川については、砂防ダム建設着手に向けて用地買収の
 促進に努めます。