かつて長崎港は…


1571年、ポルトガル船の来航を
きっかけに開港された長崎港は
鎖国時代わが国唯一の海外貿易
港として、西洋や中国の様々な
文化を受け入れてきました。
 戦前は、上海航路・日満連絡
船など国内外船の寄港地として
栄え、戦後は基幹産業である造
船業を支える港としても大きな
役割を担ってきました。


なぜ必要なの?

長崎港は、両側に港湾施設が分散しており、このことが埠頭や 工業団地間の連絡、港湾と背後地域の円滑な交通確保の大きな障害になっています。 さらに地形的な制約から幹線道路の整備が進まず、慢性的な交通混雑を 招いています。
女神大橋は、長崎市中心部を通過する東西方向の交通を 適切に分散化し、市内交通を円滑にすることによって都市活動の活性化を めざしています。


橋長880m 高さ175m

女神大橋は、主要地方道長崎南環状線が長崎港を横断する位置に架かる 橋長880mの長大橋。主塔は、経済性、構造性、施工性などを考慮しH形を採用。 その高さは海面から175mで、港に悠然とそびえます。



[事業の概要]
◎区間 長崎市大浜町〜新戸町
◎延長 約5km(うち主橋梁 約0.9km)
◎幅員 4車線(一部暫定2車線)

[事業の進み具合]
用地取得中・道路部工事中・本橋下部工工事中



女神大橋は、観光の新しいシンボル
港から人の夢、街の未来がはばたく


今後は、道路部工事、用地取得の交渉などを進めながら、 本橋上部工に着手し、早期完成をめざします。