県立総合運動公園陸上競技場について

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(陸上競技場 完成予想図)

― これまでの経緯 ― 

 県立総合運動公園(諫早市)の陸上競技場は、昭和44年の第24回国民体育大会以来、県民スポーツの拠点として活用されてきましたが、平成26年に開催される第69回国民体育大会の開閉会式及び陸上競技会場に決定したこと、建設後40年以上が経過し、老朽化が著しいことから建替え整備を行うこととなりました。
 「県立総合運動公園新陸上競技場(仮称)整備基本構想(平成20年6月策定)」をもとにし、「県立総合運動公園新陸上競技場(仮称)整備工事の設計検討委員会(平成21年5月)」での検討を経て策定しました基本設計に基づき、競技場にかかる各種の基準や競技団体ほか利用される方々等のご意見等を踏まえ、以下のとおり実施設計がまとまりました。

 

― 新陸上競技場の特徴 ―

■ コンパクトで快適なスタンド(競技をより楽しめる施設)

■ 地球環境に優しい施設

■ 長崎らしさを演出


長崎がんばらんば国体
マスコット「がんばくん」

                                         

■ コンパクトで快適なスタンド

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 軽快なテント膜の屋根を、観客席の全周に設置し、全ての席を屋根が覆う事によって、直射日光や雨から観客を守り、どの席でも快適な観戦ができます。

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 上層スタンドと下層スタンドが重なる形になって、グラウンドの周りを囲んでいます。これにより、上層スタンド席もフィールドに近くなり、臨場感のある観やすい観客席になりました。

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 全ての観客席に写真のような背もたれ付きの独立シートを採用しましたので、どの席でも快適に観戦することができます。

 「観やすく」、「快適に観戦できる」競技場となるよう配慮しました。

 

■ 地球環境に優しい施設

 太陽光発電設備と、雨水再利用設備を備え、地球環境にやさしい施設となるよう配慮しました。

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■ 長崎らしさを演出

 建築デザインで長崎らしさを演出しています。

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 教会のヴォールト天井とは、左上の写真のような造りの天井です。この漆喰の天井とこれを支える構造部材である木を、新陸上競技場の観客席屋根では、スチールパイプと膜で表現しています。これにより、外観のデザインも直線的ではなく、公園の自然に馴染む優しい印象となっています。

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 地上と2階コンコースの中間の高さに、公園の一部として自由に利用できる広場を設けました。かつて、異国の人々との交流のゲートとなった、出島をイメージしたデザインとし、賑わいを演出する変化に富んだ空間で表現しました。

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 2階コンコースを、西洋館のベランダの優しい雰囲気をモチーフとしたデザインとしました。メインエントランスは眼鏡橋のアーチをモチーフとし、メイン階段のアーチが、エントランス内部まで続く、躍動感のあるデザインとしました。
 このように、各所に長崎らしさの演出として、工夫を施しています。

 

 

― 県立総合運動公園陸上競技場の主な仕様 ―

 収容人員  約20,000人
 延床面積  約29,700平方メートル
 構造・規模 下部:鉄骨鉄筋コンクリート造一部鉄筋コンクリート造
 上部:鉄骨造、地上4階建
 競技場規格 (財)日本陸上競技連盟第1種公認陸上競技場
 (400メートル9レーン全天候舗装、インフィールド天然芝)
 (財)日本サッカー協会「スタジアム標準」クラス2以上
 Jリーグ基準(J1)
 ※Jリーグの基準が「スタジアム検査要項」として改訂されていますが、J1の試合が開催できるように対応しています。

 

 

― その他関連施設の整備 ―

 

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◎補助競技場
 ・競技場規格 日本陸上競技連盟第3種公認陸上競技場
 (400メートル8レーン全天候舗装、インフィールド天然芝)
 ・倉庫等兼用スタンド(鉄筋コンクリート造平屋延約258平方メートル、屋上にベンチ設置)
 補助競技場については、主競技場が第1種公認を取得するために、第3種公認の補助競技場が必要であるため、この規格に合わせ全体的な改修を行い、23年1月から供用開始しています。


◎駐車場
・普通車約500台分新設
・公園全体の駐車台数  現在約640台 ⇒ 完成後約1,100台
 駐車場は、出来る限り緑を残すとともに芝生舗装の導入を予定しています。
 陸上競技場の完成に合わせ暫定利用を予定し、平成25年度に完成の予定です。

 

― お わ り ―

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(完成後イメージ写真)

 「競技しやすく」、「観やすく」、「活用しやすい」施設として整備してまいりますので、陸上競技場及びその周辺の利用につきましては、工事終了までの期間ご不便をおかけしますが、ご理解いただきますようお願いいたします。

 緑を生かし、周囲の自然と調和のとれた施設の完成を図り、多くの皆さんに親しまれ、利用される競技場になることを願っております。